「タヒボNFD」の安全性

安全・安心をお届けするために

「健康食品」の利用者が年々増加の一途をたどる中、さまざまな健康食品が販売されるようになりました。しかし、安全性に疑問を抱く商品がごく当たり前に販売されているのも事実です。食品は摂取することにより人々の健康に影響を与えるものであるため、安全であることが何よりも大切なことです。そして、この安全性への真摯な取り組みが、いま健康食品メーカーに求められています。
タヒボジャパン社は、人々の健康への安全が最も重要であると言う基本認識のもと、客観的かつ中立公正に評価を行う検査機関に依頼し、各種の安全性試験を実施しています。そして、それらの試験結果からも「タヒボNFD」の食品としての安全性は確認されています。

「タヒボNFD」の安全性試験結果

一般毒性試験

急性経口毒性試験
試験名称 アベラネダエエキス末のラットにおける単回経口投与毒性試験
被験物質 アベラネダエエキス末
試験目的 アベラネダエエキス末を雌雄ラットに単回経口投与し、その急性毒性を検討した。
試験結果 雌雄いずれの投与群においても死亡例はなく、最小致死量は2000mg/kgを超える量であった。体重推移も対象群と同等に推移した。また前例の剖検においても異常は観察されなかった。

試験会社:日本エスエルシー株式会社 受託試験部

遺伝毒性試験

変異原性試験Ames試験
試験名称 アベラネダエエキス末の微生物を用いる変異原性試験
被験物質 アベラネダエエキス末(BML-2606)
試験目的 アベラネダエエキス末の微生物に対する突然変異誘発能の有無を検索した。
試験結果 アベラネダエエキス末は、代謝活性の有無にかかわらず、ネズミチフス菌(Salmonella typhimurium TA100, TA1535, TA98, TA1537)及び大腸菌(Escherichia coli WP2 uvrA)のいずれの菌株においても突然変異誘発能を有さないと判断する。

試験会社:日本エスエルシー株式会社 受託試験部, 株式会社ビー・エム・エル安全性試験部(試験番号:4329)

変異原性試験Ames試験 2回目
試験名称 アベラネダエエキス末の微生物を用いる変異原性試験(アジュバントを用いる試験)
被験物質 アベラネダエエキス末(BML-4708)
試験目的 アベラネダエエキス末の微生物に対する突然変異誘発能の有無を検索した。
試験結果 アベラネダエエキス末は、突然変異誘発能を有さないと判断された。

試験会社:日本エスエルシー株式会社 受託試験部, 株式会社ビー・エム・エル安全性試験部(試験番号:6640)

 染色体異常試験
試験名称 アベラネダエエキス末の哺乳類培養細胞を用いる染色体異常試験
被験物質 アベラネダエエキス末(BML-3757)
試験目的 アベラネダエエキス末の哺乳類培養細胞(CHL/IU細胞)に対する染色体異常誘発性の有無を検索した。
試験結果 予備試験に基づく本試験の直接法試験、代謝活性化法試験のいずれの結果からも、アベラネダエエキス末は染色体の構造異常及び数的異常の誘発性がないものと考えられた。結論としてチャイニーズ・ハムスター肺由来繊維芽細胞(CHL/IU)に対して染色体異常誘発性がないものと判断した。

試験会社:日本エスエルシー株式会社 受託試験部, 株式会社ビー・エム・エル 細胞生物学部安全試験(試験番号:5618)

その他試験

 アベラネダエエキス末のウサギ眼粘膜刺激性試験
試験目的 アベラネダエエキス末を若齢成熟兎に点眼し、眼粘膜に対する一次刺激性を検討し、その成績を報告する。
試験結果 アベラネダエエキス末の0.05%生理食塩液溶液は、ウサギ眼粘膜に対し何ら刺激性を示すことはないものと判断された。

試験会社:日本エスエルシー株式会社 受託試験部

アベラネダエエキス末のウサギ皮膚一次刺激性試験
試験目的 アベラネダエエキス末のをウサギ皮膚に塗布し、皮膚に対する一次刺激性を検討し、その成績を報告する。
試験結果 アベラネダエエキス末の0.1%アセトン溶液は弱い刺激物に区分された。

試験会社:日本エスエルシー株式会社 受託試験部

アベラネダエエキス末のモルモットにおける皮膚過敏性試験
試験目的 アベラネダエエキス末の皮膚過敏性をモルモットを用いて検討し、その成績を報告する。
試験結果 アベラネダエエキス末にはモルモットに対する皮膚過敏性はほとんどないものと考えられた。

試験会社:日本エスエルシー株式会社 受託試験部

アベラネダエエキス末のモルモットを用いた光毒性試験
試験目的 アベラネダエエキス末の皮膚過敏性をモルモット皮膚に対する光毒性を検討し、その成績を報告する。
試験結果 アベラネダエエキス末にはモルモット皮膚に対する光毒性はほとんどないものと考えられた。

試験会社:日本エスエルシー株式会社 受託試験部

アベラネダエエキス末のモルモットを用いた皮膚光感作性試験
試験目的 アベラネダエエキス末の皮膚光感作性をモルモットを用いたAdjuvant and strip 法により検討し、その成績を報告する。
試験結果 アベラネダエエキス末で光感作および光惹起を実施したいずれの例においても陽性皮膚反応はみられず、アベラネダエエキス末は皮膚光感作性を示すことはないものと判断された。

試験会社:日本エスエルシー株式会社 受託試験部

長期摂取試験
試験名称 難消化性デキストリン配合アベラネダエ茶の食後血糖情報抑制効果と長期摂取における安全性
被験物質 難消化性デキストリン配合アベラネダエ茶
試験目的 難消化性デキストリン配合アベラネダエエキス末によるヒトの長期摂取の安全性を検討する。
試験結果 難消化性デキストリン配合アベラネダエエキス末を健常12人に対し1日3回、12週間摂取させ身体測定、血圧測定および臨床検査を行ったところ特に変化は認められず、長期的な継続摂取においても臨床上、特に問題のないことが示された。

2001論文掲載「健康・栄養食品研究」Vol.4/No.4

放射性物質に関する検査を実施しています

タヒボジャパン社では、放射性ヨウ素、放射性セシウムの放射性(核種)検査を実施し、「タヒボNFD」の安全性を確認しております。

タヒボNFD放射能(核種)検査結果

本測定では、「緊急時モニタリング計画における食品の放射能測定・分析」に基づき、第2段階モニタリングにおける測定・分析により、放射性ヨウ素(I-131)、放射性セシウム(Cs-134,Cs-137)の放射線核種を測定する。 本測定においては、定量限界に示す定量性が、多核種の存在もしくは、検体の放射性物質による汚染濃度により低下する場合がある。このため、Nalシンチレーション検出器による併用測定にて1Bq/kgでの検出限界を補完する。Ge半導体γ線スペクトロメトリーで10Bq/kg未満の検出が疑われる場合、またはNalシンチレーション検出器にて、10Bq/kg未満1Bq/kg以上の検出が認められる場合は、γ線スペクトロメトリーによる測定時間を延長(200分)確認測定にて確定する。

【測定日】

2011年9月16日

【検査報告日】

2011年9月16日

【検査および判定方法】

核種検査。厚生労働省「緊急時における放射線測定マニュアル」に準ずるGeγ線スペクトロメーターによる核種測定。サンプル調整については、文部科学省 環境試料採取法に準ずる。

【測定時間】

20分間

【分析結果】

核種測定値検出限界報告書番号
放射性
ヨウ素
(I-131)
放射性
セシウム
(Cs-134)
放射性
セシウム
(Cs-137)
1Bq/kg
粉末(原末)不検出不検出不検出1Bq/kgRIN11QP116C
ティーバック不検出不検出不検出1Bq/kgRIN11QP120C
エッセンス不検出不検出不検出1Bq/kgRIN11QP117C
FRx6不検出不検出不検出1Bq/kgRIN11QP118C
タヒボナフディン不検出不検出不検出1Bq/kgRIN11QP121C

試験会社:株式会社同位体研究所

ポジティブリスト制度への対応

日本では、食品に残留する農薬に対して安全性を確保するため、2003年に食品衛生法が改正され、2006年5月29日からポジティブリスト制度が導入されました。現在、輸入品を含む日本国内で流通する食品の全てに適用されています。

ポジティブリスト制度では、食品から検出された残留農薬がポジティブリストに掲載されたものであり、その検出数値が規制値以下であれば食品にふくまれても構いません。ところが、リストに掲載されていない、あるいは掲載されていても検出数値が規制値を超えている場合は問題になります。

タヒボは天然生育木であり栽培作物ではないため、残留農薬が検出されることは本来ありえません。しかし地球規模で環境汚染が拡散している現状を懸念し、タヒボジャパン社は原料チップについて300品目の農薬残留検査を民間の検査機関によって行いました。そして全検査項目についてクリアという結果を得ています。

現在施行されているポジティブリスト制度は非常に厳しいものです。少なくとも現時点においては、このレベルをクリアしている限り安全上まず問題はないと思われます。

※医薬品、自然界に存在するアミノ酸やミネラル、ペットフード、口にしない工業製品などは対象外

平成20年2月28日
株式会社環境研究センター食品安全検査事業部
受付番号:21001781