タヒボレシピ

桜鯛の道明寺蒸しタヒボ風味

春ごろ産卵のために浅瀬にやってくる真鯛は「桜鯛」と呼ばれ、脂がのってもっとも美味と言われます。その珍重される桜鯛をまとった道明寺蒸しを作りました。

材料(二人分)

【あらかじめ準備しておくもの】

  • タヒボ茶全使用量 : 270cc
  • あらかじめ「タヒボNFD」粉末5gを1リットルで煎じておく。
  • 煎じた後に茶ガラが残っている場合は、ペーパーフィルターなどで濾しておく。
  • 「タヒボNFD」エッセンスを使う場合は、300ccのぬるま湯に一包(2g)を溶かす。
  • 桜鯛の切り身 : 2切れ(40g)
  • 塩 : 少々
  • 日本酒 : 小さじ1
  • タヒボ茶 : 50cc
  • 塩 : 少々
  • 道明寺粉 : 30g
  • タヒボ茶 : 200cc
  • 淡口しょう油 : 小さじ1
  • 昆布茶(顆粒) : 小さじ1/2
  • 桜の塩漬け : 2本
  • 菜の花 : 2本

作り方

  1. 鯛の小骨を取り除き、塩と日本酒を鯛の身にふり、しばらく置く
  2. ボウルに道明寺粉を入れ、沸騰したタヒボ茶と塩を加え、ひと混ぜしたらラップをして20~30分置く
  3. 桜の花の塩漬けは水につけて塩抜きしておく
  4. 菜の花は色よく塩ゆでにして、食べやすい長さに切る
  5. ラップを広げて鯛の身の皮が下になるように置き、2.を載せて丸くなるよう包み輪ゴムで留める
  6. 5.を電子レンジで約3分間加熱して蒸す
  7. 鍋にタヒボ茶、淡口しょう油、昆布茶、みりんを入れて火にかける。沸騰したらタヒボ茶で溶いた片栗粉を入れ、とろみをつけてかけあんを作る
  8. 蒸しあがった6.を器に盛り、7.で作ったあんをかけ、桜の花と菜の花を添えれば出来上がり

ワンポイントアドバイス

  • 電子レンジで加熱する代わりにラップごと鍋で茹でてもOK

【豆知識】

道明寺粉

もち米を水に浸したあと蒸し上げ、乾燥させてから粗めにひいた粉で、大阪府藤井寺市の道明寺で保存食として作られたのが起源とされます。現在では、桜餅などの和菓子に多く用いられ、それを使った揚げ物や蒸し物は一般に「道明寺揚げ」「道明寺蒸し」と呼ばれています。